グアムの海は浅瀬でもコバルトブルーで美しいですが、キレイとはいっても状況によって荒く遊泳も危うい状態にもなります。そこで地元の海をよく知るこの人にグアムの海で安全に楽しむための重要な4つのポイントを教えてもらいました。
以前ご紹介した、【5つのコツ】グアムの海で安全に泳ぐためにの続編として、今回は海に重要な天候とデータについてご紹介していきます。
1. 満潮干潮の時間を調べる
干潮から満潮になるときが事故になりやすいことを知っていますか?
どの辺りで泳ぐかにもよりますが、少し遠浅に見えても30分もしないうちにどんどん水かさも増していきます。
- グアム大学海洋生物からの満潮干潮データ (年間単位でPDFデータ入手可。)
【英語でなんと言う?】
- 満潮を英語で、HIGH TIDE
- 干潮を英語で、LOW TIDE
アプリで確認
今はスマホアプリでも満潮干潮データが分かるものもあります。目安にインストールして、合わせてグアムでの宿泊するホテルで満潮干潮のデータを教えてもらうと安心感が違います。
※Google Playで「Tide」などと検索をしてみると色々出てきます。
海の安全のための対象アクティビティ
- シュノーケル
- 遊泳
- ダイビング
- 水上バイク(ジェットスキーなど)
- 釣り など
2. 天気予報を確認
例えば2泊3日等グアムに短期間での旅行にきた場合、どうしても海に入りたい。
ビーチで常に浅いエリアで水遊び程度ならば大抵足がつくことを確認すると良いですが、浅瀬でも、急に深くなる場所も多くあります。
そして時間帯や天気の状況により、波が激しくなり危険性も高まります。
また天気予報は問題がなくても、ビーチに行く前に、念の為に地元の最新情報等天気に関する警告等はないか、ホテルのロビーで確認するのも良いでしょう。
3. 波の動きを見る
快晴で波が穏やかの日は最高です。
浅瀬でのんびり浮かんでリラックスも最高ですが、波が変わって来たり、雲の様子がおかしいなと感じたら早めに帰る仕度をしましょう。
※特に透明度の高いリティディアンビーチなどは、常に波は高く流れも強いので美しいというだけに気をとられないことです。
4. 無理をしないこと
泳ぎが上手いからと油断しない
よく地元住民でも観光者でもあることですが、水泳が得意とする人に限って無理をしがちです。プールで泳ぐ分には構いませんが、相手は大自然。海を甘く見てはいけません。
台風前後
日本やフィリピン等から夏の時期は台風がやってきます。
そういう時期にグアム旅行の予約をしている場合、キャンセルも難しいところ。
そういう時は海全体も濁り、本来あるコバルトブルーの海の静けさはありません。ざんねんですが、ホテルのプールで安全に水遊びを楽しむなどプラン変更を検討しましょう。
雷
雷が鳴り出したら、早々に海から出ましょう。
海で遊泳中、雷に撃たれ海で発見された観光者もいました。
グアムでバカンスを楽しみたいとはいっても、相手は自然。勝てる相手ではありませんので、楽しい海でのアクティビティに夢中になりすぎず周りの状況を把握しながら賢くグアム旅行を満喫しましょう。